第33回将棋の日(関西) 公開ネット対局レポ (2007.11.18) (byドクター尼子)

13時前に山崎先生と浦野七段が揃ってご登場。

スタッフの人と直前の打ち合わせをして、壇上のノートパソコンの前へ座ります。

ス「山崎七段が、一度もネット将棋の経験がないとは思いませんでした。」

山「だから、最初に言われた時に、『この人選でホントにいいんですか?』と聞いたでしょう(笑)」

ス「大和証券杯で経験されているとばかり思っていました。」

山「いまのところ資格がなくて出られないんですけど・・・(苦笑)」

浦「山崎七段はネット将棋の経験がないらしいんですけど、僕も一回も経験がないんですよ。こんな対局者と解説者でええんかなぁ。」(会場、大笑い)

スタッフがネット対局を開始できるまで設定。自動的に山崎先生の先手が決まりました。

浦「どうしましょう。どういう将棋が見たいですか?相振り(飛車)ですか、居飛車と振り飛車の対抗形ですか。」

浦野七段の問いかけに、会場からは対抗形の希望が大多数。

 

ネット公開対局 先手:山崎隆之七段(自戦解説) 後手杉本昌隆七段 解説:浦野真彦七段

山崎先生へ投票した人へ抽選で賞品が当たります。

浦「どれくらい山崎さんへ投票されたんですか?」

ス「山崎七段113票、杉本七段53票です。」

浦「すごい。ダブルスコアじゃないですか。ところで、この浦野七段3票と言うのは、解説者勝ちに3票入ったってことですか?」

ス「そうなりますね。」(会場、大笑い) 残念ながら賞品は当たりませんでしたが、山崎先生勝ちで良かったです。

感想戦に移り、入力係のスタッフと交代。山崎先生は隣の椅子に座り直します。

山崎先生と浦野七段がコメントを相談し、最後は、山崎先生が決めた言葉をスタッフが入力していきます。

まず、観戦者の方のコメントが先に入り、杉本七段が観戦のお礼を書かれました。

山「まず観戦者に感謝の言葉を書かれるとは、杉本さんは大人ですね。」

会場では、まずどう書きだそうかと相談です。 浦「こういう時は、謙虚にいかんとね。」   

Y『僕の方が悪かったですね』

浦「ええ感じやね。」   

S『はい、そうですね』    『だいぶ自信あったですが。』    『ちょっと受け方を間違えましたか』

浦「△64香が悪手でしょうって、ズバッと書きますか?」

山「それはちょっとまずいんじゃ・・・(笑)」 そんな感じのやり取りがあって、場内に笑いが起こります。  

Y『64香がありがたかったですね』   

S『変でしたか』

山「変でした、と書きましょうか?(笑)」 場内、爆笑。

浦「それじゃ喧嘩になりますよ(笑)  「話すとたいしたことでなくても、字で書くときついですからね。」

その後もきつい言葉を選んでは、会場の笑いを誘っていく両七段です。  

Y『84香なら手がわかりませんでした』   

S『ああ、そちらでしたか』    『48歩が気になって、やめてしまいました』

山「84香を逃してからは後手に勝ちがないでしょう、とか?(笑)」   

Y『本譜は95歩で勝負になったかなと思いました』 書き込みは穏やかになっています。   

S『けっこういやらしいですね』    『最後93角に81玉か92玉で受け切りのつもりが、94馬をうっかりして、負けになってしまいました』

浦「最後は快勝でしたとでも書きますか?(笑)」   

Y『秒読みで幸運でした』 画面の文字はとっても謙虚です(笑)   

S『やはり一人でパソコンの前にいるのは』   

Y『今度は公式戦で負けて下さい(笑)』 この山崎先生のコメントは、無視されました(爆)   

S『そちらの様子はわかりませんが、大勢のファンの声援があるのと一人でやるのでは、勝てる気がしません(笑)』   

Y『大勢の方に見ていただく中で、激しい将棋ができたので、よかったですね』   

S『そうですね』   

Y『急戦は見ていただいているファンの皆様のリクエストに応えてやりました』   

S『そうかあ』

一般の観戦者から「もう一局」の書き込みが入ったので、杉本七段が答えられます。

山「これじゃあ、終わりませんよ(笑)」

浦「〆の言葉を書いて、終わりにしましょう。」   

Y『本日はありがとうございました。』    『またよろしくお願いいたします。では、この辺で失礼いたします。』   

S『ありがとうございました』

会場で飛び出したきついコメントを書き取れれば良かったのですが、画面上の文字を写すので手いっぱいでした。 では、以上でイベントレポを終わります。

(おしまい)